裏愛宕のクリンソウは期待はずれ
信州鎌池への道路が除雪されたとの情報で、車中泊での遠出を考えていたのですが、うっかり寝いってしまったため近場のハイキングに変更。
北山には京都府の絶滅危惧種に指定されているクリンソウの自生地が数か所あります。なかでも裏愛宕の群落は保護されていて有名なので、初めて出かけてみます。
清滝から林道で空也の滝をすぎ、梨の木登山道に入ります。首無地蔵に登る急坂手前から、クリンソウが咲いています。首無地蔵から竜の小屋方面に少し入ると、ロープで保護された大群落がありますが、花茎が折れている株が多く(鹿害?)、期待はずれでした。
首無地蔵の峠には数本の大きな枯れ松があり、新緑の中で栄枯盛衰を感じさせます。
尾根筋に出ると山フジの紫や、ズミ?の白い花が青空に映えて綺麗です。表参道から清滝に戻りました。クリンソウは残念でしたが、初夏の心地よいハイキングに満足できた1日でした。
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