天生峠〜籾糠山はブナの紅葉が始まりました
快晴の予報でブナ原生林が広がる岐阜の天生自然公園に出かけます。出発は朝6時と、前日雅な”月見の宴”があったため、寝坊してやや出遅れます。白川郷から河合村方面への国道は交通量も少なく、9時に天生峠に到着。紅葉のピークではない為か、駐車車両は少なめです。環境保護金500円を払って地図をいただき入山します。登山開始、天生湿原は紅葉は未だですが、楓の色つきが少し始まっています。
カラ谷分岐から急登のブナ探勝路を登ります。籾糠山には何回か訪れていますが、ブナ探勝路は初めてです。確かに大ブナが林立しています。標高が1500mあたりから、ブナの黄葉が散見されます。
紅葉の季節を予感させる色合いです
籾糠分岐から山頂へ、混雑しているため早々に東尾根コースへ向かいます。東尾根はダケカンバの大木が見事で、かなり紅葉も進んでいます。ブナは黄色から茶色に変色していきますが、瞬間的に黄金色になるときがあります。ここいらのブナ、一部ではありますが、黄金色に輝いて見事です。
ナナカマドの真っ赤な実もたわわで、ダケカンパとのコントラストが素敵です。
4-5時間の散策を終え、2時過ぎに駐車場に戻りました。
原生の森が残された、ほどよく登山道の手入れがなされているすばらしい自然公園です。今週末連休あたりが(台風の影響がなければ・・・)紅葉のピークになるでしょう。
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