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厳冬期の高見山へー今季最終の霧氷？
寒波の後の晴天の予報で、今季最終の霧氷になるかもしれないと、勇んで関西の名峰高見山に出かけます。
高見山は独立峰で、東側からアプローチすれば、霧氷のブナ林の中に朝陽が射し込む絶景が見られるかもしれません！
早朝（深夜？）2時半出発、約2時間で大峠に向かう三重県側の林道ですが、路肩の決壊で国道から1-2kmの地点で通行止め、情報はあったのですが、ジムニーなら通れるかも？と淡い期待を持っていました。現地は厳重なバリケードで通行は不可能です。やむなく真っ暗な林道をヘッドランプを頼りに歩き出します。携帯ラジオからはオリンピックジャンプの中継が聞こえています。
6時前に大峠到着、ここからアイゼンを付けます。登山道中腹から、朝陽が射してきました。
朝陽に染まる霧氷のブナ林
山頂に迫ると徐々に霧氷が成長してゆきます。
繊細な朝の霧氷
7時前に山頂に到着、今日は一番乗りです。霧に覆われているので、しばらく避難小屋で退避、8時ごろには数名の登山者が来られました。その頃から青空が広がります。強風と暖かさで今日の霧氷はすぐに消えてしましそうです。あわててカメラをセット、220フイルムで3本撮影して終了。
紺碧の空をキャンパスに、映える樹氷
小峠を経由して下山、40～50名程の多数の登山者とすれ違います。小峠から林道を大峠に戻るころには霧氷は全く消えてしまっていました。昼過ぎには駐車場所に到着、３台がバリケード前に停まっていました。
厳冬期も今週末で終わり、来週からは暖かくなる予報で、今季の霧氷もこれで見納めになりそうです。
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