暑い夏も終わり、涼しくなってきましたね!
秋といえば、みなさんは「何の秋」ですか??スポーツの秋?読書の秋?芸術の秋?
いろんなものが美味しくなるこの季節、やっぱり【食欲の秋】ですよね☆
食べてばっかりじゃ、あれれ?いつの間にか体重増加!?
それを防ぐための『ほんの少しの工夫』をお伝えします♪
食べる順番、略して「食べ順」を聞かれたことはありますか?
「食べ順」とは、食べる順番を変えるだけで健康になれる食べ方と言われています。糖尿病の治療研究から生まれたもので、ダイエットにも効果的です。
食後は誰でも血糖値が上がります。しかし、急激な上昇は血液中のブドウ糖を脂肪に合成するインスリンというホルモンの分泌量を増加させ、太りやすくします。
逆に、血糖値が急上昇しなければ、インスリンの分泌が抑えられ(必要分だけに留まり)、その結果、血中のブドウ糖がスムーズにエネルギーとして使われます。インスリンの節約ができると、糖尿病だけでなく、高血圧、脂質異常症の予防・改善にもつながります。
早食いだと血糖値の急上昇は抑えられません。そのため、大事なのが食べるスピード!
1皿目の野菜を食べきるのに最低でも5分、炭水化物を食べ始めるまでに10分以上かけて食べるのが理想的。 ゆっくりよく噛んで食べるようにしましょう!!
同じ食事でも食べる時間帯やタイミングによって、脂肪がたまりやすくなる場合があります!
これに関わっているのがBMAL1(ビーマルワン)というたんぱく質。
BMAL1の主な働きは、脂肪をつくり、ため込むための酵素を増やしたり、脂肪を分解してエネルギーに変えるための酵素を減らすようDNAに対し働きかけること。つまりBMAL1は脂肪をため込ませる“司令塔”なのです!
だから、BMAL1の量が多いほど脂肪がたまりやすいことになります。
体内で作られるBMAL1の分泌量は、昼に少なく、夜に増加します。
だいたい午後10時頃から急増し、ピークを迎えるのは午前2時。その後だんだんと減っていき、午前6時前後から急速に減少すると言われています。つまり、夜中は体が脂肪をため込みやすい状態になっているということ。
食べた物を消化するには3~4時間かかるため、夜9時以降に食事をすればBMAL1によって脂肪が溜まりやすいことになります。さてさて、BMAL1がいちばん少なくなると言われているのは午後3時頃。そう、まさに3時のおやつ!!
また、おやつを食べるタイミングについては、食直後に食後のデザートとして食べるよりも、3時半くらいの昼食と夕食の間に食べるほうが、血糖値の上昇や血糖変動が抑えられるという実験結果もあります。
これはつまり、おやつは3時~4時の間に食べるほうが、インスリンの分泌量が抑えられ、太りにくくなるということですね!