京都の内科 循環器内科、谷口医院

医療法人 啓誠会 谷口医院 内科・循環器内科
〒604-8844 京都市中京区壬生桧町14

☎ 075-314-8910
京都 中京区 - 内科 循環器内科 | 谷口医院イメージ画像
谷口医院 内科 循環器内科の概要トップ

すこやか健康教室「今日から痩せる夜ごはん!」のご報告

管理栄養士の講演

今回のすこやか教室のテーマは「今日から痩せる夜ごはん!」
中高年になって代謝が低下し痩せにくくなっている方や、糖尿や心疾患を持ち食事療法に関心を持っておられる方など、20名近くのご参加がありました。


GI値とGL値の低い食品を摂る

GI値とは・・・
Glycemic Indexの略で、食後2時間までに吸収された糖質の量を計った数値で、食後血糖値の上昇度を示す指標となります。
GL値とは・・・
100g中の糖質量×GI値÷100
Glycemic loadの略で、血糖負荷指数のこと。食品100gが含む糖質量にGI値を積算して算出する数値。GI値より正確に血糖への影響が比較できます。
GI値・GL値の低い食品
野菜/わかめ、もずく、ひじき、昆布、きのこ、葉物
タンパク質/大豆、枝豆、ナッツ
炭水化物/玄米、ライ麦パン、春雨
フルーツや乳製品/チェリー、プラム、桃、なし、チーズ、ヨーグルト

安全な糖質オフダイエットのポイント

カロリーを気にすることなく、おなかいっぱい食べられる

ポイント1/ご飯やパン、麺類などの主食を減らすめやすは普段の半分ほどまで
糖質オフにカロリーは関係なし。揚げ物や肉料理もok!ごはんの糖質を減らした分、副菜をもう1品増やすと物足りなさがなくなる。
ポイント2/糖質を減らした分、タンパク質、脂質をしっかりと食べること
日本人はカロリー摂取の大半(およそ60%)を糖質に頼っています。そのため、糖質を減らすと、摂取カロリーも大きく減ってしまう。そこで、タンパク質、脂質をしっかり食べ、カロリーが減りすぎないよう にしましょう。タンパク質はや脂質は体をつくるもとになり血糖値をあげません。不足すると、筋肉量が落ちて基礎代謝が下がり、太りやすい体になってしまいます。
ポイント3/食物繊維をしっかりと食べること
米などの炭水化物は食物繊維を多く含むため、制限すると食物繊維が不足しがちです。そこで、ビタミン、ミネラルが豊富な+緑黄色野菜やきのこ、海藻類など食物繊維を多く含む食品を 意識的に摂取するようにしましょう。
食物繊維の多い野菜から食べることで、血糖値の上昇も緩やかになります。また、よく噛むことで満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎも防げます。
ポイント4/食事の回数は一日3食が基本で3食バランス良く糖質を減らす
例えば朝は全く食べないで、昼は普通に食べるというような極端な方法でも 1日のトータルでの糖質量を減らせばダイエット効果はあります。しかし、3食バランス良く減らすほうが、血糖値の変動を抑えることができるので安全だと考えられています。
食事の間を長くあけすぎると血糖値が大幅に上がりやすくなりますが、規則正しく食べれば血糖値も安定します。小腹がすいた時は、糖質の少ないナッツやチーズ、ゆで卵がおすすめ

本日の試食

お楽しみの試食会!!
今回は、以下の3品を試食しました
※レシピ希望の方は医院受付まで

和え物など

☆永谷園でつくるきゅうりとみょうがのサッパリ和え物
☆つくりおき糖質オフ☆しらたきチャプチェ
☆厚揚げでチャイナ

お手間でなければ、この記事の評価(5つ星が満点)をお願いします。
[発信日:2017-08-04]
以前の記事はこちら »

ページの先頭へ戻る